仕事をしに行ってるだけなのに、どうしてこんな気持にならないといけないの?と思ったことはありませんか?何をやったかわからないのに、どうして我慢しないといけないんだろう・・・
仕事の人間関係でやめたいと思う人はたくさんいます。
仕事を人間関係でやめたいと持っている人がとるべき行動を詳しく紹介します。
どんな事があって仕事をやめたいと思うのか。改善するためにはどうすれば良いのか。いざやめるとなったらどうすれば良いのか。不安な気持ちが楽になります。
仕事を人間関係でやめたいと思った私が調べたことを分かりやすくお伝えします。
目次
仕事を人間関係でやめたい人は多い
仕事を人間関係でやめたいと思う人はとても多いです。
家族以外で一番多くの時間を過ごしている人が職場の人です。
職場の人間関係でストレスを感じている人はたくさんいます。
例えば、昨日まで仲良くしていた相手が、今日不機嫌だったりするととても気を使います。
「どうしたの?」「何かあったの?」という声掛けもしなくてはいけません。
人と接する機会が多い仕事ほど、他人に気を使わないといけないのでストレスが多くなり、やめたいと思う人が多いです。
人間関係でやめたい理由
仕事の人間関係でストレスが多くなるとやめたいと思う人も多いと思います。大きく分けて3つのストレスがあります。
いじめ
仕事の人間関係でやめたい理由の1つ目は「いじめ」です。
無理な仕事を押し付けられたり、周囲の人達を使って嫌がらせをされたりするとストレスがたまり仕事に行きたくなくなります。
例えば、仕事量がいきなり増えて、自分ひとりではできないことを押し付けられたりしたことはありますか?
今までは、みんなで作業していたのに急に全部お願いとか言われてもできるわけありません。
無理なことを押し付けられるとか、できないことを継続してやらされるなどあったらそれはいじめです。
自分は仕事ができないと思い込んでしまいストレスが溜まります。
いじめは仕事の人間関係でやめたいと思う大きな要因です。
嫌がらせ
仕事の人間関係でやめたいと思う理由の2つ目は「嫌がらせ」です。
嫌がらせをされていると、少しづつ自分の心が削られていってしまいストレスになるからです。
例えば、皆さんが使っているライン。かんり悪質な嫌がらせツールになります。
最近まで仲良くしていた職場の仲間が急に話しかけてこなくなり疎遠になってしまっていたのですが、急にやってもいないことで騒ぎ立ててきたのですが、話を聞いていると自分では送っていないラインをでっち上げて上司に相談して被害者ぶっている。
そのせいで、上司から目をつけられて、部署の移動までさせられたこともありました。
更に、顔も見たくないのにわざわざ移動した先の部署のスタッフと仲良くなり視界に入ってくる。
完全な嫌がらせです。
見るだけでもストレスになる上に、何もやっていない自分が移動までさせられたあげく近くにいる。
ストレスがたまるなんてものじゃありません。
じわじわ心が削られて疲れていってしまいます。
嫌がらせは立派なストレスになり、仕事の人間関係でやめたいと思う大きな要因になります。
パワハラ
仕事の人間関係でやめたいと思う人理由の3つ目はパワハラです。
上の人間が言ったことが正義。押し通してくることが多くあるからです。
例えば、仕事でミスがあり自分がやっていないとき。
「あいつがやったに違いない」「気に入らないからなんとかしてやろう」と思う上司もいます。
人の話をしっかり聞かず、自分の主観のみで話を通して最終的に「自分は間違っていない」と言う。
言われている方はどうしようもできません。
話す余地があるならどうにかなるかもしれませんが、やってもいないことをやったと言われてしまったらストレスがたまるだけです。
パワハラによるストレスで仕事をやめたいと思っている人もたくさんいます。
仕事を人間関係でやめたい人のとるべき行動
「いじめ」「嫌がらせ」「パワハラ」など仕事の人間関係でやめたいと思っている人がとるべき行動は4つあります。
どうすれば良いのかわからないと思っている人は参考にしてください。
友達・上司に相談する
まず、できることは友達や頼れる上司に相談することです。
他の人の意見を聞いて、自分の考えを整理することができるのでとても有効です。
怒ったり、イライラしている状況で冷静な判断はできません。
自分の心の内を話すことで整理して、今後どのように動いて行くかを考える必要があります。
話して、相手の意見を聞くことで「そういった考えもあるんだな」と思えることもあるので自分の状況を客観的に見ることができます。
熱くなって冷静さを失ってしまったら相手の思うつぼ。
冷静になることでどういう行動が良いのかを判断することができます。
相手と話し合う
次にできることは、相手と話し合いをすることです。
相手がどうしていじめや嫌がらせ、パワハラするのかがわかればどういう行動をとるかもわかるようになるからです。
例えば、自分にも非があって、相手を怒らせてしまっていたら改善すればいいだけです。
相手に合わせるということで納得できればそれに越したことはありませんが大概そうはなりません。
なので、第3者を交えて話し合いをすることが重要です。
人事の人たちと一緒に話し合いができればベストです。
もし、相手と話し合いをするならしっかりと情報を整理して自分の武器はなんなのかを把握しておくことは大切です。
自分の武器はしっかり持っておくことが大切です。
移動させてもらう
話し合いでなんともならない場合は移動させてもらいましょう。ベストは相手に移動してもらうことですが、大きな会社だとなかなかそうもいきません。
なので、自分の過ごしやすい環境があると思われる場所に移動させてもらえば顔も見ないですむのでストレスがかなり少なくなります。
その際に約束ごとを決めることができればベストです。
例えば
- 移動先の部署には来ないようにしてもらう
- どうしても休憩がかぶる場合は場所を変える
他にもたくさん方法はあると思いますが移動先でも鉢合わせるなんてあってはいけません。
なんのために移動したのかわからなくなってしまいます。
主張できることは主張して、自分を守ることができる約束をしてもらうことが大切です。
移動してストレスがなくなれば、また頑張って仕事しようと思えるようになります。
手は尽くしたけど改善しない場合
相談もしたし話し合いもした。移動までしたけど改善しないとなったら最終手段をとるしかありません。
それは「やめる」ことです。
変にストレスを抱えたまま仕事をしていても良いことはありません。
業務に集中できなくてミスをしてしまったりイライラして自分が周りにあたってしまうこともあります。
心が壊れてしまう前に「やめる」という選択肢も持ってください。
仕事をやめるのは逃げ?
仕事を人間関係でやめるのは逃げと思う人や考えてしまう人もいると思います。
もうちょっと頑張れるんじゃないか?そんなことじゃ次に行っても同じことの繰り返しになるよ。
そう言う人もいます。
ですが、友達に相談したり、相手と話あったり、部署まで移動したり。最大限のことをやってやめるのは逃げではありません。
全部手を尽くしたけど駄目だ・・・
そう思って決断したなら逃げだなんて思わないでください。
毎日すり減って、たくさんのストレスを抱えて帰ってきて疲れ果てて寝る。
早くそういった毎日から抜け出せるように考えましょう。
もちろん、何もしないで「気に入らないからやめる」じゃどこに行っても同じことの繰り返しになる可能性が高いです。
改善できそうなところはやってみる。それでも駄目なら仕事をやめるのは逃げじゃないです。
仕事をやめるときの上手な方法
仕事をやめるときの上手な方法を紹介します。
何があってもあなたは仕事の大切な業務の一つを担っている人です。
やめるまで気を抜かないでしっかりと仕事をしてやめるのがベストです。
仕事をやめるまでの手順
仕事をやめるまでの手順は大きく3つです。
やめることを伝える
仕事をやめるとなったらまず上司や責任者に報告をします。
会社の規定もあるので確認をしておくようにしましょう。
一般的にはやめる1ヶ月前に伝えると規定にあるので守るのがベストです。わからないようなら事前に確認をとっておくこと。
やめるとなると急に仕事の手を抜く人もいますが、そうならないように気を引き締めて最後までしっかりと取り組みましょう。
引き継ぎをする
仕事の一部を任されているので引き継ぎはしっかりと行うようにします。
上司に報告すること。部下に報告すること。周りの人に伝えること。いろんなことができます。
自分がいなくなった時に周りの人に迷惑がかからないようにします。
今行っている作業の進捗や今後の見通しなどできる限り丁寧に引き継ぎをするようにしましょう。
最後までしっかりと仕事をする
引き継ぎも終わったら、最後までしっかりと自分の仕事に取り組みましょう。
大小関わらず、やっている仕事はとても重要なことです。
丁寧に仕事をして、「自分がいなくなったら困るんだぞ」とおもわせるくらいしっかり取り組むのがベスト。
やめると伝えると心が軽くなり気持ちも楽になりますが、そこで手を抜いてしまうのは違います。
最後まで自分の仕事に責任を持って取り組んで行くことが重要です。
円満退社しよう
仕事をやめるときは円満退社をしましょう。
なぜなら、問題を起こしてやめるより円満退社した方がスムーズにやめることができるからです。
さらに、周りの人達のモチベーションを下げることがなく仕事に問題も起きにくいからです。
よく、バックレする人を見ると思います。
バックレされるとその人がやっていた仕事も増えてしまうからモチベーションも下がってやる気が起きません。
自分でやられて困ることはやらないようにするのがベストです。
また、円満退社をすると転職するときスムーズになります。
よく質問されるのが「仕事をやめた理由」です。
円満退社できていればそれを面接官にアピールすることもできます。
さらに、人とのつながりがいい場合は今までの会社で関わってきた人との人脈も活用することができます。
バックレで人とのつながりをバッサリ切る人もいますが、円満退社をすることで得られるメリットの方が多いので覚えておきましょう。
休職・転職どっちが良い?
仕事をやめるとなると次にどうするか考えないといけません。
休職するか転職するかになると思います。
2つのメリットデメリットを見てきましょう。
休職した場合
仕事をやめた後、休職する人のメリット・デメリットを紹介します。
休職のメリット
仕事の人間関係で仕事をやめた後、休職するメリットは心身ともに休むことができるということです。
精神的に疲れている場合が多く、体の具合だけでは判断できないことが多いからです。
休職して心もリフレッシュさせてから次の仕事に取り組む。
そうすることで次の仕事にもしっかり向き合うことができるようになります。
ストレスが溜まっている状態だと体の回復も遅く疲れていく一方です。
まずは溜まっているものをきれいにしてから次に行く。気持ちよく次の仕事をスタートさせることができます。
休職のデメリット
休職のデメリットはお金です。
当然、仕事をしていないとお金は入りません。
蓄えがない状態で休職してしまうと、減るお金に対して精神的なストレスが出てきます。
余裕がある人や、極力お金のかからない状態を作れるなら良いのですが、そうじゃない場合は逆に苦しくなってしまうので注意が必要です。
転職した場合
転職した場合のメリット・デメリットを紹介します。
転職のメリット
仕事をやめた後、すぐに転職するメリットは仕事をしているという安心感です。
新しい場所に行くので不安もあるのですが、仕事をしている状態ならお金に困ることはないからです。
転職して新しい仕事に慣れてきたら、自分のペースで生活のリズムを整えていく。
少しずつ、嫌な状況を変えていくことでいい方向に向かっていきます。
仕事をしているという安心感がほしい人は転職がおすすめです。
転職のデメリット
転職のデメリットは、新しい環境に慣れるまでのストレスです。
心機一転、頑張ろうと思っていると頑張れるものです。
以前の嫌な状況から抜け出すことができて開放感はあるかもしれません。
ですが、今までと違う環境だと慣れるまでストレスがかかります。
仕事の違いがあるないはありますが、環境が変われば慣れるまで時間がかかります。
新しい仕事。新しい職場。新しい人・・・
自分を新しい環境に適応させていかないといけません。
知らない間に無理をしてしまう可能性が高いです。
自分の体調や心としっかり向き合い、焦らないで環境に慣れていく必要があります。
仕事を人間関係でやめたいと思っていたならかなりストレスが溜まっています。体の変化には敏感になるくらいがちょうど良いので無理しない意識を持つことが大切です。
仕事で人間関係が上手な人
職場で一人はいる人間関係が上手な人。
自分もそんなふうになれればと思ったことはありませんか?
仕事で人間関係が上手な人の特徴を5つ紹介します。
自分のペースで関われる人
仕事で人間関係が上手な人は自分のペースで相手と関わることができます。
グイグイきたり、無理やり話にはいってくることはしません。
会話しないといけない。話を盛り上げないといけない。相手のペースや雰囲気を感じ取って気を使いすぎる。
そんなことしていると疲れてしまいます。
もちろん相手のペースもありますが、自分のペースをしっかりもち仕事をしている人には周りからも人が集まります。
周りに合わせない
仕事で人間関係が上手な人は周りに合わせすぎていません。
しっかりと自分の意見があり自分のペースで人と関わることができます。
何十、何百といる人と関わる時、周りのペースに合わせていたらとても大変です。
自分のペースで人と関わることができる人は上手に人間関係を作り上げることができています。
嫌われても気にしない
仕事で人間関係が上手な人は嫌われることを気にしません。
全員に好かれるなんて誰もできないからです。
ですが、筋の通った考えがありそれにともなった行動をしています。
笑顔がステキ
笑顔がステキな人は仕事の人間関係が上手な人が多いです。
笑顔だと話もしやすいから距離を縮めることもできるからです。
例えば、困ったことがあったとき無愛想な人になにかお願いしたいと思いますか?
こんなこと言ったら怒られる・・・とか考えてしまいます。
ですが、笑顔でいる人には相談がしやすいです。
なので頼りにされることで人とのつながりを持つことができます。
挨拶を自分からする
仕事の人間関係が上手な人は自分から挨拶をしています。
挨拶をすることでそこから会話につながったり、話をすることができるからです。
気持ちの良い笑顔で挨拶ができれば最高です。
印象も良くなり気にかけてくれる人もたくさん出てきます。
仕事で人間関係が下手な人
仕事で人間関係が下手な人の特徴が3つあります。
- みんなから嫌われたくない
- 感情のコントロールができない人
- プライドが高い人
みんなから嫌われたくない人
みんなから嫌われたくない人は仕事での人間関係が下手な人の特徴の1つです。
社会人になると職場で関わる人はたくさんいます。その全ての人に嫌われたくないと行動するのはとても大変だからです。
みんなから嫌われたくない人はたくさんの人に気を使わなければなりません。そうするとストレスもかなりかかってきます。
もちろん仕事をしている以上、周囲の関係は良いにこしたことはありません。ですが、過剰になってしまうと疲れてしまい、悩まなくて良いことで悩んでしまいます。
- プレゼントを送る
- 飲み会
- 遊び
いろんなことがあるのですが、全員に気を使っていると仕事どころじゃありません。
ある程度、付き合う人というのを限って付き合っていくのが精神的にも楽になります。
感情のコントロールができない人
感情のコントロールができない人は仕事での人間関係が下手な人に多いです。
なぜなら、気分屋でめんどくさい人というイメージができてしまうからです。
例えば、昨日は機嫌が良く帰るときも楽しく話をしていたのですが、翌日になるととても不機嫌で話にくい雰囲気だとどう感じますか?
気分によってめんどくさい人になるならあまり深く関わりたくないと感じますよね。
感情が表に出てしまうこともありますが、コントロールできない人はあからさまなので付き合っていてもめんどくさいだけになってしまいます。
周りの人は機嫌をとったり、話すことも気を使わないといけないので声を掛けるのも一苦労。
精神的苦痛です。
いつも笑顔でいる必要はありません。ですが、感情の振れ幅を小さくする努力をしないと相手にストレスになり、自分の周りから離れていってしまいます。
プライドの高い人
プライドの高い人も仕事の人間関係が下手な人が多いです。
「自分は間違っていない」「自分の言っていることは正しい」と思っていると周りの人はどんどん離れていってしまいます。
仕事に責任感を持って取り組むことは当然ですが、自分の意見が正しいとは限りません。ただの頑固になってしまいます。
押し付けになってしまい、最終的には周りから人がいなくなってしまいます。
プライドは持つことは良いですが、周りに押し付けるものじゃない。という意識を持つようにしましょう。
仕事を人間関係でやめたい人は時間を作ろう!
仕事を人間関係でやめたい人はとても多く、悩んでいる人もたくさんいます。
無理に働いても体を壊してしまうこともあるくらいです。
今、自分はどういう状況にいるのか?考える時間を作り、できることをやってみましょう。
それでも何も変わらない状況なら苦しいだけ。休職・転職を考えてみてください。
「そんなことでやめるのは弱い」とか「逃げだ」なんて言われるかもしれませんが、最悪心も体も壊れてしまうことも。
そうならないようにするためにやめるという選択もあるんだよと覚えておいてください。